4.山水蒙(さんすいもう)

六十四卦

自分は愚かであることを自覚して、誰かに教えを請い、積極的に素直な気持ちで学ぶことによって、運気を上昇させることができる。

正しい人に従えば、成長できることになります。

4 山水蒙さんすいもう

山水蒙の物語

山水蒙は、無知の状態から学び、成長していく過程を象徴します。この卦は、教育や指導の重要性を教え、未熟さを克服するための道を示しています。

物語はこう語られます。

ある山のふもとに、若者が住んでいました。彼は聡明ではありましたが、経験が少なく、多くのことをまだ知らない状態でした。ある日、彼は村を出て、山を越えようと決意しました。しかし、山の道は険しく、濃い霧が立ち込め、彼の視界を遮りました。

道に迷い、どの方向に進むべきか分からなくなった彼は、途方に暮れて座り込みました。その時、一人の賢者が現れました。賢者は若者を見て言いました。

「若者よ、山を越えるためには、まず学ぶことが必要だ。今の君は霧の中にいるようなものだ。知識と経験を積めば、霧は晴れ、道が見えてくるだろう。」

若者は賢者の言葉に耳を傾け、彼に弟子入りを願いました。賢者は彼を受け入れ、彼に多くの知識と技術を教えました。若者は熱心に学び、少しずつ自信をつけていきました。

やがて、彼は賢者の教えをもとに再び山を登ることを決意しました。今度は、彼は霧に惑わされることなく、しっかりと進むべき道を見つけることができました。道中での困難も、彼にとっては学びの一環であり、彼は成長し続けました。

山の頂にたどり着いたとき、彼は初めて霧の向こうに広がる美しい景色を目にしました。彼はこの旅を通じて、多くを学び、そして成長した自分を感じました。

この物語は、山水蒙の卦が持つ意味を象徴しています。山水蒙は、学びと成長の重要性を教え、未熟さや無知を克服するためには指導や教育が不可欠であることを示しています。この卦は、学び続けることで、困難や混乱から抜け出し、道を切り開く力を得ることができると説いています。

卦辞(かじ)

蒙、亨。
もうは、とおる。

匪我求童蒙。
われより童蒙どうもうもとむるにあらず。

童蒙求我。
童蒙どうもうよりわれもとむべし。

初筮告。
初筮しょぜいげる。

再三瀆。
再三さいさんすればけがる。

瀆則不告。
けがるればすなわげず。

利貞。
ただしきによろし。

山水蒙に関連する占果

Hikosachi LogoHikosachi 防御中
タイトルとURLをコピーしました